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* 09:11
【】
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ヒロ・クロサキのお話
2012/01/15 (Sun)
■
ふと気になってフライブルク・バロック・オーケストラを招聘したアレグロ・ミュージック・東京のホームページを見てみた。この会社、古楽団体の招聘を専門としているみたいで、カルミニョーラだの、レオンハルトだのを招聘している。
このホームページに、古楽入門と言うコーナーがあって、これがなかなか秀逸である。特に、ヒロ・クロサキのインタビューが面白い。ヒロ・クロサキと言えば、欧州の著名古楽楽団のコンサート・マスターを務めたほか、ソリストとしても名高い。カタカナ表記だが日本人である。日本人であるが、あまり日本では活躍していない。
このインタビューほぼ全文、興味深いんだが、特におもしろかった話を紹介しておこう。
ぼくがバロック音楽好きなのは、ハッキリした規則があるからです。なんでもメチャクチャには出来ない。近代音楽の問題点は、作曲家が自分のスタイルで規則を作れること。それでいて一般の聴衆に、なかなかわかってくれないと文句を言う(笑)。自分だけの規則を作って、他の人にどうしてわかるの?
これほどバッサリとゲンダイ音楽を合理的に切り捨てているのは、ちょっと痛快(笑)。ヒロ・クロサキ自身はゲンダイ音楽を否定していないし、おいらも、まぁ、時々聴くんだけど、これはゲンダイ音楽が聴衆から離れて行った根源を綺麗に抑えている。
インタビューの全文は
こちら
。1回目が2000年、2回目が2008年なのでちょっと昔の話だけど。
[0回]
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* 23:50
【音楽四方山話】
Comment(2)
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フライブルク・バロック・オーケストラの
2012/01/11 (Wed)
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コンサート初め―と言うことで、フライブルク・バロック・オーケストラの来日公演へ。初め…と言えば、この楽団、今回のコンサートが、初来日だとか。同じドイツの古楽楽団だとベルリン古楽アカデミーやコンチェルト・ケルン並に活発に活動をしている楽団だと思うんだけど、創設25年で漸く初来日。
で、今日が来日コンサートの初日なので、正に、今日はじめて、日本でコンサートを開いたんである。平日の夕方とは言え、空席が幾分か目立ったのは、有名楽団とは言え、古楽故に、しょうがない。なんか知らないが、日本のクラシック需要はピアノ>>>古楽なんである。その上には佐渡裕と言う高みがあるんだが。
さて、今日の演目は…管弦楽組曲全曲。今思えば、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンでベルリン古楽アカデミーがこの曲を2回に分けて全曲演奏していたのを聴き逃したのが悔やまれてならない。なので、フライブルク・バロック・オーケストラは聴き逃しちゃなるまい…と思っていたのだ。
演奏は、3番から始まって、2番、1番、4番の順番で進む。席は前の方ではあったものの、端の方だったため、バランスが悪い。ヴァイオリンの音が大きめになって、チェロの音が弱い。これでもS席(涙)。両サイドの席はA席にするべき。つか、あれだ、発売からしばらくしてから、「あー、行こっかなぁ…」ってノリで取るから良い席が取れないんだろうな。やっぱ、e+の先行販売とか駆使して、良い席取るように努力するべきなんだろう。心を入れ替えよう。ちなみに、今回は9月に発売されていて、チケットを取ったのは12月(汗)。
演奏は、流石。心地良く、バッハが耳を駆け抜けていく。ドイツ古楽だからにして、浪漫を歌わないんだが、フライブルク・バロック・オーケストラは、攻撃的じゃない。少なくても、管弦楽組曲では攻撃してこない(笑)。活き活きとして、クリアな響きだ。1番のガヴォットなんか、爽やかな初夏の風のよう。外は冬の冷たい風が吹き抜けているって言うのに、ここは少し季節が違ってしまうみたいだ。有名な3番のアリア(G線上のやつ)も透明感があって、ひんやりとした美しさがある。逆に、他の曲では妙に温もりのある柔らかい響きがふと顔を見せたりして、和ませてくれたりする。全曲で2時間近い演奏時間だったのに、あっという間に終わってしまった。
終演後は、大喝采。アンコールにバッハの復活祭オラトリオBWV249より第1曲「シンフォニア」をドドーンと演奏してくれた。至福の時間、良い演奏会だった!
[0回]
* 23:50
【コンサート雑記】
Comment(0)
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ハッピーニューイヤー2012
2012/01/01 (Sun)
■
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
と言うわけで、2012年。早速、ニューイヤーコンサートを見逃した。あんま熱心に見る方じゃないんだけどね。今年は、ヤンソンス。また真面目に暑苦しくやってくれたんだろうか?個人的には、あのミスマッチぷりは嫌いじゃないんだけど、洒脱じゃないよなぁ。
来年は、ヴェルザ=メスト。2011年も振ったから2年ぶり。ウィーン国立歌劇場総監督のオーストリア人なんだから今後は出番が増えていくだろう。知的でクールなイメージなんだが、どうだろう?去年のニューイヤーコンサートは…覚えていない。個人的にはインパクトがなかったのかな?
[0回]
* 23:50
【音楽四方山話】
Comment(2)
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2011年雑感
2011/12/31 (Sat)
■
大晦日。2年連続で続いたマーラー・イヤーはこれでおしまい。もう、マーラーは聴かない…なんつって。来年はディーリアス・イヤー。一瞬真反対の音楽家と認識してしまうんだけど、実はそうでもない。ディーリアスを聴いてからマーラーを聴いてもあまり違和感を感じない。来年はディーリアスをたくさん聴こう。
さて、今年を振り返ってみると、相変わらず、旅に結構出ていた。国内では、大分、愛媛、大阪、岡山、福岡、宮崎、富山…あとどこだっけな、まぁ、遠めのところはこれくらいか。宮崎は初上陸ってことで、残るは島根と山口だけになった。のーんびりとした、大分と宮崎に魅力を感じたのは都会人としてはやむを得ないところ。
海外は、ドレスデン、プラハ、ウィーン、ブリュッセル、ロンドン、ケルン、ボン、ベルリン。綺麗な街が多くて写真撮りまくりだった。どんどん自分の知っている世界が広がっていく楽しみ、あの見知らぬ街の駅に降り立った時のドキドキ感は堪らない。で、大体、どこに行っていいのか判らなくって、必ず、逆方向の電車に乗る。確率は2分の1だと思うんだけどなぁ(笑)。そんで、まず、ホテルに着かない(汗)。迷いながらついた時の嬉しさ。途中で道を教えてくれた親切な人たちの心の温かさ。旅は良いよ~。悪い人もたくさんいるけど。
CD購入は古楽の割合が高い状態がまだ続いている。今年も鮮烈で興味深い音楽にたくさん出会った。この傾向は続けていきたいなぁ。いつか、古楽器を弾いてみたい…いや、その前に、ちゃんと音程取れるようにしないとだ(汗)。
そして、去年に引き続き、CDのデータ化は終わらなかった。何年やっているんだ…。これは気分のノリで、なかなか捗らないんだよね。
さて、そんなこんなで今年は終わってしまうわけなんだけど、来年はいい年だといいなぁ。ではでは、良いお年を!そして、来年もよろしく!
[0回]
* 23:50
【四方山雑記】
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€安還元
2011/12/30 (Fri)
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€安が止まらない。ガジェット機能でずーっと€の動きを見ているんだが、ここんとこずっと100円台。随分と€も計算しやすくなったもんである。たぶん、ドイツとか、フランスの企業は儲けまくっているんだろうなぁ~、とは思うんだけど、やっぱヤバいんじゃなかろか。スペイン、イタリアの他に、ハンガリーもギリギリらしい。
お陰で、HMVがセールをしまくりなんである。もうここんとこずっと、マルチバイだの、ポイント10倍だのと色々やりまくりなんである。やっていない時がないんじゃないかってくらい。だからもう、「セールやっているから買おう!」とは思わない。逆になった。「セールをやっていない時は買わない」になった。これは良くない。
が、しかし、だ。ふと思い出せば、前の円高の時(10年くらい前かな?)の時の円高還元セールに比べると随分と控えめだ。当時は石丸が元気一杯で随分と石丸電気に通ったもんである。昔は良かったぜ…遠い目になる懐古主義者(汗)。HMVはともかく、タワーレコードなんてほとんど円高還元セールをしていないわけで、その差額は儲けになっているんだろうか。それでも、結構混んでいるんだよね、タワーレコード。レジに行列ができるくらい。それだけ実店舗が減少しちゃったってことなんだろうなぁ。
[0回]
* 23:50
【音楽四方山話】
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今年のコンサート雑感
2011/12/28 (Wed)
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まったくそんな気がしないんだが、年末なんである。もういくつ寝るとお正月…なのである。お正月と言えば、おせちなんだけど、おいらはあれが全く好きではない。見た目は豪華でよろしいんじゃないかと思うんだが、一つ一つを見るとまるで食欲がそそられない。お値段もン万円とか…。
さてさて、話題転換。今年を振り返ってみると、相も変わらず、CDを買い続けていたんだけれども、コンサートも随分と行った。コンサートゴアーと言える程じゃないと思うけど、8月までに17回行った。9月以降は0回。要するに気分屋である。たぶん、8月にヨーロッパでコンサート三昧をやったので、それで満足しちゃったんだと思う。
ジャンルは、海外で聴いたのは、オーケストラ(オペラ含む)、国内で聴いたのは、古楽、室内楽。はっきり分かれてしまった。理由は、あるんだが、まぁ、あまり分析的になってもしょうがない。国内のオーケストラに接する機会がなかったのはあまり良くないことかな。
印象に残ったコンサートを一つ上げるとしたら…コンチェルト・ケルンかな?プレトニェフ&シュターツカペレ・ドレスデンやラトル&ベルリン・フィル、ミョンフン&チェコ・フィル、ビシュコフ&ウィーン・フィル、ブロムシュテット&ウィーン響、バレンボイム&ウェスト=イースタン・ディヴァン管も脳味噌の天辺まで痺れるぐらい感動したんだけど、コンチェルト・ケルンの衝撃は、ほかのオーケストラから感じた感動とは全く別物。新たな世界を見せつけられた感じ。来日を強く望む。でもなぁ…日本じゃ満席にならないだろうなぁ。
何だかんだ言って、良いコンサートが多かった。ラ・フォル・ジュルネもなんだかんだいって楽しめたし。国内のコンサートについては、大変な時期に来日してくれた演奏家たちには感謝の念に堪えない。
[0回]
* 23:50
【コンサート雑記】
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年末の『くるみ割り人形』
2011/12/28 (Wed)
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あれ?クリスマス終わってんじゃん!とか言ってな。このタイミングで『くるみ割り人形』を買う。残ったケーキの叩き売りみたいなもんで、タワーレコードで安売りしているんだよね、と思って…いや、微塵も期待していなかったが、とにかく、フツーのSPECIAL PRICEで買ってきた。
演奏は、プレトニェフ&ロシア・ナショナル管弦楽団。プレトニェフがタイで捕まったのって確か、去年だったはずだけど、活動は相変わらず、続けている。つか、あの事件は風化されつつあるな。プーチンと仲が良いとか言う噂を聴いたんだけど…。いや、なんでもない!
さて、このCD。ONDINEからのリリースなんだよね。もはや、メジャーレーベルからは殆どの演奏家はCDをリリースできない。なぜか、突然、新人を発掘してきたりするんだが、それも長続きはしない。期待値はDGもHMFも変わらない。昔の価値観が通用しないのは、どの世界も同じ。懐古主義者にはなりたくない。
ところで、この『くるみ割り人形』と言う曲、超有名曲なわけなんだけれども、毎度聴く度に、「あれ?これって『くるみ割り人形』の曲だったっけか?」ってのが何曲もある。逆に言えば、街で流れていても、「お、『くるみ割り人形』!」とはならない。たぶん、聴き込んでいないせいだ(汗)。もちろん、行進曲とか、花のワルツはわかるけど。これは、『白鳥の湖』でも、『眠りの森の美女』でもそう。あ、いや、『眠りの森の美女』は全曲盤持ってないか。実は、インパクトでは、ストラヴィンスキーの3大バレエの方が強烈な気がする。
プレトニェフの演奏は、ベートーヴェンの時ほど変なことはやらかしていないけど、ファースト・チョイス向けでないのは確か。情に溺れない花のワルツ、でも、美しかったり。テキパキした行進曲、これはあまりキュートではない。濃厚なライナーの演奏を聴きなれていると斬新で面白い。
[0回]
* 01:53
【CD&DVD雑記】
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2012年は誰の記念年か
2011/12/13 (Tue)
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2011年はマーラー没後100年、リスト生誕200年と言うビックネームの記念年だったので、そこそこ騒いでいた。で、2013年はワーグナー&ヴェルディの生誕100年。バイロイトとイタリアがお祭りになりそう。他にも、マスカーニ、ブリテン、コレッリ、ヒンデミット、プーランクの記念年。大騒ぎって程ではないけど、そこそこ騒げそうだ。
さて、来年、2012年はどうか。有名どころを拾ってみよう。
ディーリアス生誕150年
ドビュッシー生誕150年
ケージ生誕100年
マスネ没後100年
アイアランド没後50年
イベール没後50年
一般的にはドビュッシー頼りになるかなぁ。それにディーリアスが続く。つか、同い年だったんだ、この2人。ただ、150年と言う若干インパクトにかける記念年。ケージとマスネはジャスト。無音空間と瞑想曲がタワーレコードのクラヲタコーナーを包み込む。なんか、騒ぐ気がしない。
たぶん、この2年間のマーラーラッシュのような現象は起きない。まぁ、ここは落ち着いて音楽を聴くのが吉。商業的には、今年はスルーして来年目指して準備を整えてくるんじゃないか。
個人的にはディーリアスの新譜に期待したい。
[0回]
* 23:50
【音楽四方山話】
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いせ源で鮟鱇鍋と言う贅沢
2011/12/10 (Sat)
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だいぶ冷やっこくなってきた。ちょっと前までは今日は暑いね、とか言っていたのに、あちこちで初雪のお知らせを聞くようになった。
さて、この時期、食べたい料理と言えば、やっぱ鍋。つうわけで、行ってきた、神田いせ源。神田やぶそば、竹むら、ぼたんと言った昔ながらの名店の集まる一角にあるあんこう料理専門店。風格のある店構えからは、歴史の重みと、江戸の粋を感じ取ることができる。入口にドンとディスプレイされた氷に埋もれたあんこうに期待を膨らませつつ小粋な扉をくぐる。ここで待っているのは、江戸っ子風のいなせなおじさん。番号の書いてある札を貰い、靴を脱いで、2階に上がる。まだ、17時にもなっていないのに、通された座敷の一室は客で賑わっている。
大きなちゃぶ台程度の狭い机を囲んで座り、部屋を見渡すと味わい深い絵がいくつか掛っているのが目に付く。常連の画家によるものだろうか。落ち着かないようだけれども、実に気分の良い粋な空間だ。
あんこう鍋とアンキモの刺身を注文。勢いよく頼むとすぐに1万円を超えてしまうので、要自重。平均費用は1万円から1万5千円らしい。恐るべし。
鍋はすぐに出てくる。入っているのはたっぷりのあんこうとアンキモ、それに、三つ葉、銀杏、うど、豆腐、椎茸、えんどう豆。鍋って、簡単なようでいて入れるものの組み合わせで大失敗するんだけど、これは完璧。これ以外に考えようがないような材料だ。彩りも美しくって、食欲をそそる。
鍋がグツグツとしてくる、その前に。アンキモの刺身をいただく。これが半端なく美味い。下手なフォアグラとは比べ物にならない。濃厚で良い香り。そんなにアンキモを食べたことがあるわけじゃないけど、これは堪らんなぁ。
少し待つと、鍋が程良い具合に煮立ってくる。味付けは醤油ベースでサッパリしている。江戸の料理なので、甘辛い。たぶん、関西人向けではない。まぁ、東京人のおいらは凄く美味しくいただけるけど。このたれが良くしみ込んだアンコウの白身やアンキモを口に含むと、冬の寒さを歓迎したい気持ちになる。アンコウの出汁が良くしみ込んだ豆腐や野菜も逸品だ。骨の多いアンコウだが、ここのアンコウは骨で苦労することは全くない。丁寧な処理をしているんだろうなぁ。ゼラチンの部分もすっごく美味い。
名残惜しく、丁寧に食べたのにあっという間に空になる鍋。家で鍋を作る時もそうだけど、具が残るような鍋ってダメなんだろうなぁ。
締めはもちろん、雑炊。この鍋で作る雑炊が不味いわけがない。先日食べた大分のふぐ雑炊にも全く引けを取らない美味しさ。仲居さんが作ってくれるんだが、出汁が良くしみ込むように良いタイミングで作ってくれる。たぶんこの雑炊は我流で作っちゃダメなんだろうな。茶色くて一見しょっぱそうだけれども、すっきりしている。
雑炊を食べ終わって終了。満喫。酒を飲まなければ、5,000円ちょいでいける。ちょっとした贅沢には最高のお店。江戸時代にタイムスリップした気分で冬の最高の鍋を食べられる幸せ。また行きたい。あ、次はぼたんに行ってみたいなぁ。小川町駅の宣伝がずっと前から気になっていたお店なのだ…。しっかし、こんな超名店街が萌え萌えの秋葉原から5分も歩かないところにはあるとはねぇ。改めて考えると面白い場所だ。おいらは秋葉原から神保町にかけてのこの一帯が東京で一番好きなんだけどね…。
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* 23:50
【四方山雑記】
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来日公演2012
2011/12/09 (Fri)
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コンサート情弱のおいらだが、2012年の来日演奏家をヤフーでググって(笑)調べている。凄い演奏家わんさか。行きたいなぁ、行けるかなぁ、行けないだろうなぁ。
一番の注目はブロムシュテット&バンベルク交響楽団。シュターツカペレ・ドレスデンと来日を果たして欲しかったが、老巨匠がわざわざ東の端まで足を延ばしてくれるんだから、文句を言ってはいけない。日本ではあまり評価されていないようだが、、ヨーロッパ、特に独墺では絶大な人気を誇る大物だ。来日時には85歳。無理はしないで欲しいが、楽しみにせずにはいられない。演目はなんだろう?独墺系の音楽ではもはや向かうところ敵なしだと思うので何でもいい(笑)。
ブロムシュテットと来日して欲しかったシュターツカペレ・ドレスデンはティーレマンと来日する。音楽監督として今いちパッとしなかったと言うファイビオ・ルイジの後を受けたティーレマン。このコンビ、まずルイジのような結果にはならないだろう。音楽性はばっちりだと思う。そう言う意味では期待大。
あとはパーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団。この指揮者、毎年、来日している。まだ聴きに行ったことはないんだが、そろそろ行ってみようか。あー、でも、またくるさー…と言って行かないんだな。今回はソリストにハーンがくっ付いてくる。演目はメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲とのこと。通俗名曲として、通の方々に敬遠されがちな曲だが、おいらは楽しみ。ハーンはCDでも切れ味鋭い名演を聴かせてくれたし、ここは行くべきか。
ほかにもヤンスンス、ゲルギエフ、プレトニェフなどなど大物がゾロゾロ。さらに明けて2013年の初めにはハイティンクがロンドン響とやってくる。あとミンコフスキも来る。色々行きたいなぁ。あんまり行かないと思うけど(笑)。
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* 23:50
【コンサート雑記】
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