朝、ホテッと起きて、HMVのホームページみていると10:30から日テレで“オペラで女をみがく”と言う番組をやると書いてあるので早速拝見。ドレスデン国立歌劇場を舞台にオペラ入門をさくっと1時間にまとめたもの。ウィーン国立歌劇場やパリ・オペラ座、MET、ミラノ・スカラ座、コヴァントガーデン…じゃなくて、ドレスデンと言う選択は渋すぎるだろ…。しかも、バックの音楽がワーグナー。ヲイヲイ…女性向けかよ。まぁ、これ、今年来日するドレスデン国立歌劇場の宣伝もかねているみたいだからしょうがないかw
内容はヲタ的にガッツリ聴くってもんじゃなくて、たまにはオサレして出かけてみようよ!ってなもの。音楽だけに楽しみの対象絞っちゃうのはもったいないでしょ?とは思うなぁ。確かに。そんなわけで、何とかって言う女優が2人で、ドレスデンの街を楽しみながら、最後は、オペラで感激…!ってストーリー。で、演目は『薔薇の騎士』。途中、イラスト付きで、あらすじ紹介―これが面白かった。オクタヴィアン、口に薔薇くわえすぎw主食、薔薇みたいなw薔薇の騎士ってそういう意味じゃないでしょ!!wでも、あらすじがわかっていれば字幕がなくても楽しめますよ!みたいな、入門者向けには、適切なアドヴァイスもあった。
そして…名歌手の紹介みたいなところでルチア・ポップ登場。つっても、グルベローヴァが歌っている周りをうろうろしていただけで、顔も映っていないし、名前も紹介されていないけどw持っているDVDの一場面だからすぐにわかっただけ。
さて、上演された『薔薇の騎士』は、準・メルクルの指揮で森麻季がゾフィーが歌うというもの。森はこの舞台がドレスデン国立歌劇場デビュー。ポップのゾフィーを見慣れた目には随分と貧弱に見えた…ポップが太いだけかwそして、3幕のゾフィーの衣装…事務のお姉さんみたいだった…。なんじゃこりゃ?でもでも出演の女優2人は大満足だった模様。そりゃそうだ。おいらだって、ゼンパーオーパーでオペラ観りゃ、満足はする。席に座っただけでも満足する。贅沢なこっちゃ。
前述の通り、ドレスデン国立歌劇場来日公演の宣伝をかねているので番組内でも、そのことはしきりに出ていた。が!自分は敢えて、ドレスデンではなくチューリヒ歌劇場の来日公演をオススメしたい!なぜか?まず…安い!3万円台で聴ける。そして、歌手陣も当代最高級、更にヴェルザ=メストがタクトを振るう。しかも、これが初来日と言う歴史的公演。『薔薇の騎士』もやる!おいらは行く気満々だったが、チケットをとり忘れた!まだ空席あるかな?
番組の後は久し振りにDVDで『薔薇の騎士』をチロッと鑑賞。もちろん、クライバー盤。嗚呼、流石は歴史的名演也。
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