忍者ブログ
http://schunsou.blog.shinobi.jp/

カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新コメント
[10/07 schunsou]
[10/02 F2]
[06/26 schunsou]
[06/24 F2]
[05/19 schunsou]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
schunsou
HP:
性別:
男性
趣味:
クラヲタ、登山
バーコード
ブログ内検索
過去の記事(Since2004.4)
カウンター
カウンター
アクセス解析
[920] [921] [922] [923] [924] [925] [926] [927] [928] [929] [930]
■ [PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


先月出たビエロフラーヴェクの新譜、
曲目はメンデルスゾーンのスコットランド&イタリア。
演奏は、手兵プラハ・フィルハーモニー。
超名曲の定番カップリングで勝負してきた。
しかも、チェコものではなく、王道ドイツ・ロマン派。
ブラームスは、冴えなかっただけに、不安と期待が入り混じる。
語りつくされた名曲をどう演奏するのか。

1曲目、スコットランド―
1楽章のアンダンテからアレグロに移るあたりが、
自分は大好きなのだが、お気に入りのドホナーニ盤に較べると、
表情が硬い。COの得も言われぬ表現の豊かさと較べると、
さすがに力の差を感じさせられる。較べる相手が悪いと言えば悪いが…。
2楽章以降も、この感は拭えない。
活き活きと鳴りきっているし、悪い演奏ではないが。

2曲目のイタリアは、スコットランド以上の演奏。
ショルティのような爆発力はないけれども、綺麗に弾けてくれる。
堅めの響きも決してマイナスには働いていない。
小気味のいい音楽の中にも弦を美しく聴かせてくれる。
さすが、チェコの楽団。面目躍如たるところだ。
多少、勢いで持っていける曲とは言え、
スコットランドよりも表情が活き活きしているように聴こえた。

さて、往年の大巨匠から現在の大人気指揮者まで、
ありとあらゆる指揮者が録音を残してきたこの2曲の名曲で、
よく勝負を仕掛けてきた今回の録音、大健闘と言ったところだろう。

それにしても、実力は確かなものの、
いまいち、国際的知名度に欠けるこのコンビで、
超名曲をスタジオ新録音してくれるとは…。
時流にはあっていないけど、嬉しい限り。
できたらマルティヌーの交響曲全集を早く完結して欲しい…。

 

拍手[0回]

PR
 ■ この記事にコメントする
HN
TITLE
COLOR
MAIL
URL
COMMENT
PASS
 ■ この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
忍者ブログ [PR]
ブログランキング・にほんブログ村へ
Powered by 忍者ブログ  Design by © まめの
Copyright © [ 音楽雑記&四方山話 ] All Rights Reserved.