ショルティ最後の来日公演のDVDを購入。
NHKクラシカルシリーズから最近出たやつだ。
全然買う気はなかったんだけど、
CD屋で流れていたプロモーションビデオ眺めていたら、
物欲が沸々と湧いてきて買ってしまったのだ。
一見、老け込んではいるが、
眼光の鋭さ、力強い音楽作りは流石ショルティと思わせるもの。
ウィーン・フィルの響きも美しい。
特にアンコールの『マイスタージンガー』前奏曲が感動的。
ライヴならではの緊張感、躍動的で活き活きとした響き…
そして、中間部の弦のえもいわれぬ高揚感を持った美しさは鳥肌もの。
そのまま一気にフィナーレになだれ込んでいく。
ワーグナーについてそれほど語ることの出来ない自分だが、
ショルティはワーグナーには絶対の自信を持っていたんだろうな…
と思った。衝動買いだけれども、満足の逸品。
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