GWはしこたまコンサート!!ってわけで、昨日今日で2公演をこなした。昨日はヴァイオリンの先生とその仲間たちのコンサート(弦楽合奏)。今日は、ついに始まった熱狂の日音楽祭の初日―!!
まずは昨日のお話し。場所は、青葉台…遠すぎるよ、先生。開演ギリギリに飛び込んでおきながら、2階席中央と言う絶好のポジションをキープ(自由席)。曲目は、バーバーのアダージョ、グリーグのホルベルク組曲、2つの悲しき旋律、チャイコフスキーの弦楽セレナーデ。弦楽合奏の演目としては定番中の定番のプログラミング。で、なにが聴きたいかって、バーバーのアダージョ!!これ、大好きな曲なんだけど生でまだ聴いたことなかったのだ!
祈るような悲しい旋律は中間部では堪らなくなりすすり泣く。そしてまた、祈りへ…。悲しくて、切なくて、美しすぎる…。いつもはスラットキン&セントルイス響の薄くスマートな演奏で楽しんでいるけど、今回の演奏はもっとメリハリのついたものだった。けど、曲が始まったらもう、ドップリとこの曲の世界に浸らせてもらった。ため息しか出ません…はぁ、ええ曲だわぁ~。
わが師はなんと、メインであるチャイコフスキーでコンマスをつとめることに!!絶好調に気持ちよく弾いていた。のってくると片足上がっちゃったりしてw元気いっぱい!おいらも滅一杯拍手してきたのだ。結構充実した演奏会だったかな?あ、女性が多くて、華やかだったことも付け加えておく。特に、グリーグでコンミスを務めた人の弾き姿が、横から見るととても綺麗だった。
んで、今日。急遽行くことになった熱狂の日初日。演目は、ラフマニノフのピアノ協奏曲とボロディンのだったん人の踊り。Aホールと言うことで、音響は…。それと席が右によっていたためにチェロの音がやたらと大きく聴こえてしまった。そこが残念なところ。演奏は、力強くロシアン・パワーを感じさせてくれるもの。3,000円でこの演奏なら○。指揮者は、ボロディンの方がのっていたみたい。随分と前の方だったので、結構迫力があった。オーケストラの実力は敢えて不問。
熱狂の日は、明後日、明々後日でコルボ師を楽しませてもらう予定。泣く準備できているかなぁ?特にレクイエム。ハンカチ必携。
最後に…熱狂の日のマナーについて。3歳児以上入場可となっていて、小さいお子さん連れも多かったみたい。だけど、演奏前の緊張した空気の中、それをプツンと切ってしまう雄叫び…この緊張感の中から音楽がゆらりと空気を動かす瞬間が楽しみなだけに、正直、止めて欲しかった。そう言えば、去年、見た親子また来ているのかな?「勉強なんだから聴かなきゃだめよ!」と叱りつける親と泣いて抵抗する子供。悲しくなりました…。子供を連れてくることは悪くないけれども、連れてくる意味、その子供がどう思っているのか、と言うことをちゃんと考えて欲しいな。
音楽は音学じゃない!楽しもう!
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